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リコージャパン、スクラムシリーズの提案に注力 AI、セキュリティー、脱炭素で売上高3割増へ

2024/08/29 16:00

 リコージャパンは8月21日、主力のデジタルサービス体系「スクラムシリーズ」の本年度(2025年3月期)売上高が前年度と同様に30%程度伸びるとの見通しを示した。本年度下期からは、「Windows 10」の保守サポートが25年10月に終了することに伴うPCの更新需要が活発化するとみており、それに合わせて「AI活用や情報セキュリティーの強化、脱炭素の提案に力を入れる」(笠井徹社長執行役員CEO)ことでビジネスを加速させていく。
(安藤章司)
 
笠井 徹 社長

 デジタルサービス事業の一翼を担うAI関連商材では、中小企業と中堅・大手企業で提案方法を分ける。中小企業向けでは業務アプリケーションにAIを組み込む方式を主軸に据え、例えば業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」にAIを組み込んで業務テンプレートを生成。マイクロソフトの認定資格者約800人を動員してAIコンパニオンの「Copilot for Microsoft 365」の活用を推進する。スクラムシリーズのほかの業務アプリにもAIを積極的に応用することで、業務の自動化、効率化の提案に力を入れる。

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リコー=https://www.ricoh.co.jp/