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日本TCS、26年度に売上高10億ドル目指す ティアガラジャン新社長が事業戦略を説明

2024/08/08 09:00

週刊BCN 2024年08月05日vol.2025掲載

 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)は7月18日、都内で報道向けの事業戦略説明会を開き、2024年4月に就任したサティシュ・ティアガラジャン社長が26年度に国内売上高10億米ドル(約1600億円)を目指し、国内ITサービス企業のトップ20に入る目標を示した。顧客に対してデジタル技術による「成長と変革」「コスト最適化」の2軸で価値提供する「ツインエンジン戦略」を推進し、国内の主要産業である製造業をターゲットとして、IoTやデジタルエンジニアリングのビジネスなどで飛躍を図る考えだ。
 
サティシュ・ティアガラジャン 社長

 官報の決算公告によると、24年3月期の同社の売上高は935億8500万円。ティアガラジャン社長は「日本TCSの現在の成長率は10~15%で、このまま成長を続ければ9億ドルまでは達成できるが、1億ドルのギャップがある」と指摘。その差を埋めるため、特にデジタルによるコスト削減・効率化の提案が重要とした。製造業については、ハイテク産業や自動車産業を中心に、デジタルツインやスマート工場などの提供に注力するとした。

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外部リンク

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ=https://www.tcs.com/jp-ja/