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日本HP、AMD Ryzen AIプロセッサーを搭載した次世代AI PCを発表
2024/07/24 15:36
HP OmniBook Ultra 14 AI PCは、ワークロードの高速実行、デバイスの柔軟なカスタマイズ、プライバシーの保護などのメリットをオンデバイスで実行できる次世代のAI PC。AMD Ryzen AI 300シリーズプロセッサーとAMD Radeon 800Mグラフィックスを統合することで、創造力を際限なく発揮できる。強力なNPUにより、高いパフォーマンスと最長21時間のバッテリー駆動時間を実現する。
AMDとの共同設計により、最大55TOPSのNPU性能を提供する。HP AI Companionはデバイスの最適化とAIによる統合ソリューションを提供し、生産性の向上を支援する。PC設定の管理やHP製品のトラブルシューティングのための拡張機能も、近々提供する予定。
Poly Camera Proアプリを使用したAI対応の高解像度9MPカメラや、Windows Studio Effectsなどのコラボレーションツールを使うことで、シームレスなコラボレーションが可能となる。
HPの法人向けPCに搭載されている業界トップの保護機能「HP Wolf Security」を採用。独自のセキュリティーチップによって、PCのコアがデータのプライバシーとユーザーの生産性を維持しつつ、AIを悪用したサイバー攻撃のダメージから自己修復することを可能にする。
MicrosoftがCopilot+PCエクスペリエンスの提供を開始した時点で、Copilot+PCエクスペリエンスに無料でアップデートされる。また同デバイスは、環境への影響を軽減するために、最大90%の再生金属と5%のオーシャンバウンド・プラスチックを使用して設計されている。
一方、HP OmniStudio X All-in-One PCは、クリエーションとエンターテインメントを両立させる高性能なオールインワンPC。27インチ型「HP OmniStudio X 27 All-in-One PC」と31.5インチ型「HP OmniStudio X 32 All-in-One PC」の2タイプで、組み込みAI機能と洗練されたモダンなデザインを提供する。
三つのエンジン(CPU、GPU、NPU)により、AIアプリを高速化する。最大でインテル Core Ultra 7プロセッサーとオプションのNVIDIA GeForce RTX 4050 GPU(6GB GDDR6専用)の構成によって、写真やビデオ編集など高負荷なワークフローを最適化し、これまでにないクリエーションとコラボレーションを実現する。
高さ調節可能なスタンドとDP入出力対応の新しいUSB Type-Cにより、生産性とエンターテインメントを細かくカスタマイズできる。USB-C接続は、ビデオ、オーディオ、データ、キーボード、マウス操作に対応するほか、大型ディスプレイを活用するために、ノートPCのドッキングステーションとして使うこともできる。スクリーンタイムや画面との距離通知といった、AIを活用したウェルネス機能が疲労軽減に役立つ。プレゼンスセンシングによって、プライバシーを強化し、安心感を高めている。
大型4Kスクリーン、5MPカメラ、Poly Studioオーディオ、アダプティブオーディオを搭載したHP OmniStudio X 32 All-in-One PCは、没入感のある体験を提供するAIオールインワンPC。オールインワンデバイスとして初めてIMAX Enhanced認証を取得しており、究極のビジュアルとサウンド体験を届ける。
再生金属25%と使用済みの再生プラスチック35%を使用し、EPEAT Gold with Climate+とENERGY STARの認証を取得している。
価格は、HP OmniBook Ultra 14 AI PCが29万9200円から、HP OmniStudio X 27 All-in-One PCが25万9600円から、HP OmniStudio X 32 All-in-One PCが41万4700円から。受注開始は、HP OmniBook Ultra 14 AI PCが7月23日、HP OmniStudio X All-in-One PCは9月以降を予定している。
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