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ELYZA、「GPT-4」を上回る性能の日本語LLMを発表 業界や企業に特化した開発を加速

2024/07/11 09:00

週刊BCN 2024年07月08日vol.2021掲載

 大規模言語モデル(LLM)開発のスタートアップELYZAは6月26日、日本語の生成能力において米OpenAI(オープンAI)の「GPT-4」を上回る性能のLLMを開発したと発表した。国内での社会実装に向け、汎用LLMをベースに業界や企業に特化したLLMの開発に注力していくとした。

 開発したのは、米Meta(メタ)のオープンモデル「Llama 3」をベースに日本語のデータで学習した700億パラメーターの「Llama-3-ELYZA-JP-70B」と、80億パラメーターの「Llama-3-ELYZA-JP-8B」。700億パラメーターのモデルは、日本語を対象とした指標で国内最高精度を達成し、GPT-4をはじめとする主要なグローバルモデルを上回る日本語性能を達成したという。両モデルは、APIとして順次提供開始を予定している。80億パラメーターのモデルは、商用利用できるかたちで公開する。

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外部リンク

ELYZA=https://elyza.ai/