Pythonエンジニア育成推進協会は6月25日、高等学校・中学校向けPython教育支援サービスを発表した。

　現在、Python 3 エンジニア認定基礎試験（Python基礎試験）とPython 3 データ分析試験（データ分析試験）の受験者は、約2割が学生による受験となっている。また、高等学校では学校単位の受験の例や中学生による受験も散見されるようになった。一方で、高等学校ではカリキュラムにPythonが含まれているもののPythonの学習環境は十分とはいえない状況となっている。そこで今回、同協会は学習環境の指針を明示するとともにPython教育を進める高等学校や中学校を支援するプログラムを立ち上げることとした。

　高等学校・中学校向け支援サービスでは、Python試験、データ分析試験の教育を進める高等学校と中学校向けに支援を実施する。サービスメニューとしては、教員向けにPython試験・データ分析試験の解説を無償で行う（Zoom対応）。また、教員向けにPython・データ分析の市場動向、技術動向、初学者向け学習方法を無償で解説する（Zoom対応）。

　各学校のPython教育の取り組みの広報支援を無償で行う。さらに、Python技術に精通したアドバイザーを無償で紹介する。