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PFUが「DynaEye 11」機能強化版を投入 オンプレミス型AIで非定型帳票を読み取り

2024/06/13 16:00

週刊BCN 2024年06月17日vol.2018掲載

 PFUはオンプレミス型AI-OCRソフト「DynaEye 11」の非定型レイアウトの帳票の読み取り精度を大幅に高めた機能強化版を開発した。注文書や請求書など取引先ごとにレイアウトが異なる帳票をAIが自動的に認識し、項目や数字を正確に読み取れるようにするとともに、手書きの数字の読み取りにも対応した。機能強化版は6月4日から提供を始めており、AI-OCR機能が実装されているDynaEye 11の既存ユーザーは無償アップデートできる。

 これまでのDynaEye 11のAI-OCR機能は、主に申込書などユーザー企業自身が制作した固定レイアウトに対応したものだったが、機能強化版では取引先ごとに異なるレイアウトをAIが自動で認識し、品名や数量、単価、合計金額などの項目や、記載されている数字に矛盾がないかの再計算を行う。「単価」の部分が読み取れなかった場合、合計金額を数量で割ることで正しい値を導き出す。

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PFU=https://www.pfu.ricoh.com/

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