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「Champion」にカスペルスキーを認定、「2024 Emotional Footprint」レポート

2024/06/07 15:06

 カスペルスキーは、SoftwareReviewsが発表したMDR(Managed Detection and Response)製品を評価する「2024 Emotional Footprint」レポートで、法人向け脅威検知サービス「Kaspersky Managed Detection and Response(Kaspersky MDR)」が最高位の評価である「Champion」に位置付けられたと発表した。Kaspersky MDRは、問題解決とサービス体験に関する2項目で満足度スコア100%を獲得し、利用ユーザーから高い評価を受けている。


 SoftwareReviewsは、ITリサーチおよびアドバイザリー会社Info-Tech Research Groupの一部門で、法人向けソフトウェア市場を対象とした顧客体験のデータと客観的な評価を提供している。同社では4月末、「2024 Emotional Footprint Report for Managed Detection and Response」を発表。売り上げ上位のMDR製品について、グローバルなエンドユーザーを対象に包括的な調査を実施し、製品体験についてのフィードバックを収集した。

 調査では、購入、サービス体験、製品の影響力、ベンダー戦略、問題解決の五つのカテゴリーの計25の質問項目で、ユーザーの感情的な反応から顧客満足度を測定した。スコアは総合的なユーザーの満足度を表すNet Emotional Footprintとして集計され、その製品に対するユーザーの客観的評価を測る重要な指標となる。

 今回、Kaspersky MDRは、総合で97%のNet Emotional Footprintを達成し、最高位の評価であるChampionに認定された。この高いスコアは、ユーザーが同サービスの使用によって感情レベルで深い満足感を得たことを示している。使用体験の満足度は、問題解決とサービス体験に関しては100%、製品の影響力に関しては98%、交渉のしやすさと契約条件、最新市場動向への対応に関しては96%という高評価を得ている。

 Kaspersky MDRは、サイバー脅威を同社の高度な自動分析システムとSOCの専門チームが分析する24時間365日対応のサービス。セキュリティー専門人材が不足している企業でも、より高度なセキュリティーを保持することができる。
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外部リンク

カスペルスキー=https://www.kaspersky.co.jp/