米Treasure Data(トレジャーデータ)の日本法人は5月22日、記者説明会を開き、パートナーとの協業を通して顧客データ基盤(CDP)「Treasure Data CDP」のエントリーパッケージを提供すると発表した。各パートナーの特性に合わせてユースケースを限定したパッケージを用意し、顧客の部門ごとのニーズに応える。今後はエントリーパッケージの拡充を図りつつ、2025年5月末までに30社への導入を目指す。
田井義輝・副社長執行役員は「Treasure Data CDPのビジネスはこれまで、複数部門を横断して導入する大規模案件に強かった。一方で顧客によっては、部門ごとに予算を確保しており、コスト面などから導入が難しかったり、部門を横断してデータ活用を主導できる人材がいなかったりといった声が多くあった」と説明。その上で、「(今回のエントリーパッケージは)ユースケースを絞ったことで、確実な投資対効果を見込める。コスト面では、従来の5分の1から4分の1ほどに抑えることができ、早期の導入も可能だ」と話し、データ活用のスモールスタートを支援することで、シェアの拡大を図る考えだ。
米Treasure Data(トレジャーデータ)の日本法人は5月22日、記者説明会を開き、パートナーとの協業を通して顧客データ基盤(CDP)「Treasure Data CDP」のエントリーパッケージを提供すると発表した。各パートナーの特性に合わせてユースケースを限定したパッケージを用意し、顧客の部門ごとのニーズに応える。今後はエントリーパッケージの拡充を図りつつ、2025年5月末までに30社への導入を目指す。