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JBCCホールディングス、新中計で年商720億円、営利率10%へ リカーリング型ビジネスを60%に高める

2024/05/30 09:00

週刊BCN 2024年05月27日vol.2015掲載

 JBCCホールディングスは、本年度(2025年3月期)からの3カ年中期経営計画で、ローコード開発の手法を活用した超高速開発をはじめとする三つの事業を柱にビジネスを伸ばす。中計最終年度の27年3月期には安定的な収益が見込めるリカーリング(継続契約)型のストックビジネスの比率を足元の約40%から60%に高めるとともに、連結売上高を24年3月期の651億円から720億円に、営業利益率を同6.8%から10.0%に高める目標を掲げる。
 
東上征司 社長

 前の3カ年中計では、基幹系システムをアジャイル方式で開発するJBCCグループ独自の超高速開発技法を磨き、クラウドマネージドサービスに注力した結果、年商規模で1000~2000億円の準大手ユーザー企業からの受注が増えた。東上征司社長は「案件あたりの商談規模を大きくすることができた」と話す。過去には年商100~200億円のユーザー企業向けの物販や小規模なSIの比率が高かったが、より大規模なSI案件にも対応できるよう体制を整えたことで、売り上げ規模の拡大が見込めるようになった。生成AIやデータ分析の技術も積極的に取り込んでいく。

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外部リンク

JBCCホールディングス=http://www.jbcchd.co.jp/