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リコー、業務プロセス自動化を強化 手作業による分類や転記をなくす

2024/05/16 09:00

週刊BCN 2024年05月13日vol.2013掲載

 リコーは主力の文書管理ソフト「DocuWare(ドキュウェア)」を中心に業務プロセス自動化の機能を強化する。複合機やドキュメントスキャナーで読み取った画像データや、PDFなどの電子ファイルをDocuWareで管理する前段階で帳票ごとに自動分類したり、重要な数字や文字を抽出する機能を高めたりすることで「手作業による分類や転記をなくす」(入佐孝宏・コーポレート上席執行役員リコーデジタルサービスビジネスユニットプレジデント)ことが可能になるという。
 
入佐孝宏 プレジデント

 機能強化に当たっては、ドイツのITスタートアップ企業でAI OCRや書類の自動分類ソフトを開発するNatif.ai(ナティフエーアイ)を4月2日付でリコーグループに迎え入れ、DocuWareと連携する。例えば、注文書や納品書、請求書など会計業務に関する伝票をDocuWareに保存する場合、「Natif.ai」を使うことで顧客名や数字を抽出し、伝票の種類ごとに分類。注文書の内容と納品書、請求書を照らし合わせて合致しているかどうかまで自動で行う。

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外部リンク

リコー=https://www.ricoh.co.jp/