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日本IBM、AI活用でデータ分析コストを最適化 データ活用までの時間を大幅短縮へ

2024/05/16 09:00

週刊BCN 2024年05月13日vol.2013掲載

 日本IBMは4月26日、AIとデータのプラットフォーム「IBM watsonx」を構成するソフトウェアのうち、データストア「watsonx.data」について報道向けに説明した。データ分析のコストを最適化したり、自然言語のやりとりでデータを利用するまでの時間の大幅に短縮したりして、顧客のAI活用を支援する機能を紹介した。

 同社は、開発中の新機能として「セマンティック・オートメーション」を示した。チャットによる自然言語のやりとりで、生成AIが膨大なデータの中からデータ分析に必要な情報を提案。社内データの検索・取得から加工までを自動で実行でき、顧客がデータを活用するまでの準備時間を大幅に短縮できる見通し。現在はβ版を一部顧客が試用段階で、フィードバックを反映させた上で2024年中ごろから一般利用を開始する予定とした。日本語でのチャットにも対応するという。

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外部リンク

日本IBM=https://www.ibm.com/jp-ja