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キヤノンMJグループとTCS、統合プロセスが急ピッチで進展 アプリとITインフラの連携を深化させる

2024/05/09 16:00

週刊BCN 2024年05月13日vol.2013掲載

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)が、年商約80億円の中堅SIerのTCS(旧東京日産コンピュータシステム)をグループに迎え入れて半年余りが過ぎ、両社の強みを組み合わせる統合プロセスが急ピッチで進行している。キヤノンMJと傘下のSIerのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が強みとする製造業向けITソリューション体系やドキュメント管理などのアプリケーション領域と、TCSが長所とするITインフラ領域、EDI(電子データ交換)、ITアウトソーシングなどとの連携を深化。キヤノンMJグループにとっては、2008年の中堅SIerのアルゴ21以来の大型M&Aの相乗効果の最大化を狙う。
(安藤章司)

 TCSは、日産東京販売ホールディングス(HD)グループ傘下だったSIerで、1989年の設立以来、日本IBMの特約店として業績を伸ばしてきた。キヤノンITSはIBM製品の卸販売を手掛けていたことから両社の取引関係が生まれ、23年10月のM&Aを機にTCSはキヤノンMJの100%子会社になった。

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外部リンク

キヤノンITソリューションズ=https://www.canon-its.co.jp/