ニュース

PKSHA Technologyが長文理解に優れた独自LLMを開発 コンタクトセンターなどで社会実装へ

2024/04/18 09:00

週刊BCN 2024年04月15日vol.2010掲載

 PKSHA Technologyは3月28日、生成AIの社会実装を進めるため、長文理解に優れている深層学習の方式を採用した独自の大規模言語モデル(LLM)を開発したと発表した。これまでの3倍の速度で回答を生成できるとみており、コンタクトセンターなどでの利用を想定し4月以降、実証を進めていく。

 同社が採用したのは、米Microsoft(マイクロソフト)の研究所が2023年に発表した「Retentive Network(RetNet)」。LLMで現在主流の深層学習モデル「Transformer」を越える技術と期待され、学習速度、長文入力時の推論速度やメモリー効率が優れている上、従来と同等以上の精度を持つという。同社によると、RetNetを活用したLLMの開発は世界初。開発は日本マイクロソフトの技術協力を得て行われた。ビジネスへの生成AIの実装を目指す。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

AI技術でコミュニケーションを円滑にする PKSHA Technology 代表取締役 上野山勝也

PKSHA Technology・上野山勝也代表取締役の愛用ツール<VRゴーグル>

外部リンク

PKSHA Technology=https://www.pkshatech.com/

【導入成功事例~文教編~】

授業効率と学生満足度を向上させたクリエイター向けPCとは?!

× こちらから>>