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NTTコミュニケーションズが「アプレット領域分割技術」の事例を説明 IoT向けのサービスを拡充へ

2024/04/11 16:00

週刊BCN 2024年04月15日vol.2010掲載

 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は4月9日、メディア向けに説明会を開き、モバイル通信機器に搭載するSIMの中にユーザー独自のアプリケーションを実装できる「アプレット領域分割技術」のユースケースについて説明した。複数の通信キャリアを自動的に切り替えて通信できるサービスの提供や、機微情報を扱うセキュアな端末を低コストで実現することなどが可能になる。同技術の活用によって、IoTソリューション向けのサービスの拡充を図る。

 SIMの内部には、通信のために用いる「通信プロファイル領域」に加えて、それ以外の情報を書き込める「アプレット領域」が用意されている。通常のSIMは両方の領域を通信キャリアが管理しているため、ユーザーがアプレット領域を利用することはできないが、アプレット領域分割技術を搭載したSIMは、通信プロファイル領域のみNTTコムが管理し、ユーザーであるIoT事業者などはアプレット領域に通信以外の機能を独自に実装できる。

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外部リンク

NTTコミュニケーションズ=https://www.ntt.com/