ニュース

OBCが5年連続で「健康経営優良法人 2024(大規模法人部門)」に、日本健康会議が認定

2024/03/26 14:04

 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、3月11日に経済産業省が制度設計を行い日本健康会議が認定する「健康経営優良法人 2024(大規模法人部門)」に認定されたと発表した。OBCが健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定されるのは、2020年から5年連続となる。


 同社では、18年8月に健康経営に対する考えを宣言し、さまざまな健康経営に対する取り組みを進めている。22年4月に医師が常駐する「OBC社内診療所」を開設し、社員に対して安心・安全と健康を提供する存在として、「社員とその家族の健康カウンセラー」「健康の問題に向き合う診療機関」「予防・未病への取り組みを行う専門家」の三つのサービスの提供を開始した。昨年9月にはOBC社内診療所に「産業保健師」を導入し、健康関連の情報発信を強化するとともに、社員からの各種相談やメンタルケアにもさらに力を入れている。

 OBC社内診療所は、従来の健康管理室とは異なり、クリニックとしての機能をもつ施設。従業員が体調不良の際は、医師の診察を受け処方や紹介状を作成することも可能。また、健康経営の推進役として人事部門と協力し、各種イベントや施策を実施しており、直近では、社外フィットネスジムとのコラボイベント(ヨガ体験教室、食事セミナー)の開催や、まだ社内には喫煙者が多いということもあり、「禁煙外来」治療を開始。かつては喫煙者であり15年前に禁煙に成功した社長の和田成史氏が先頭に立ち、禁煙に向けたさまざまな施策を進めていく予定。これらの取り組みを社内外に発信するために、健康経営に関するホームページを開設した。

 健康経営優良法人認定制度は、とくに優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、16年度に経済産業省が創設した制度。健康・医療新産業協議会健康投資ワーキンググループ(日本健康会議健康経営・健康宣言10万社WG合同開催)で定められた評価基準に基づき、日本健康会議が「健康経営優良法人」を認定している。
  • 1

関連記事

OBC、「日経コンピュータ パートナー満足度調査 2024」で4年連続第1位に

OBC、「奉行Edge 勤怠管理クラウド」と「LINE WORKS」の連携を強化

OBC、中堅グループ企業向けの「奉行V ERPクラウド Group Management Model」を発売

外部リンク

オービックビジネスコンサルタント=https://www.obc.co.jp/

「健康経営優良法人認定制度」=https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html

「OBC健康経営サイト」=https://corp.obc.co.jp/sustainability/human_health/health_management/