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富士通がセールスフォース製品によるMA事業を強化 国内トップのtoBeマーケティングを傘下に

2024/03/14 16:00

週刊BCN 2024年03月18日vol.2006掲載

 富士通は米Salesforce(セールスフォース)製品によるマーケティング・オートメーション(MA)事業を強化している。2023年12月にはセールスフォースのMAビジネスで国内トップクラスの実績を誇るtoBeマーケティングを完全子会社化。富士通が以前から得意とするSFA・CRM領域とMA領域を組み合わせた提案を充実させ、ビジネス拡大へとつなげる。両社のシナジーを発揮し、セールスフォースビジネスでグローバルトップ10を目指す。
 
(左から)富士通の植木誠二郎・事業部長、
toBeマーケティングの小池智和CEO、富士通の塩田好伸・シニアディレクター

 富士通は現在注力している事業ブランド「Fujitsu Uvance」で、セールスフォース事業を重点分野である「Business Applications」の一要素と位置付けている。一方で、今後のさらなる発展を見据えたとき、SFAやCRMは強みとしていたものの、MAに関しては「ケイパビリティーが非常に薄く、自分たちで一からつくりあげるイメージを持てなかった」(富士通Salesforce事業部の植木誠二郎・事業部長)ことから、M&Aによる強化を模索していた。

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