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MJS、社内Podcast番組を活用したインナーコミュニケーション事例を発表
2024/02/13 16:30
同社は2022年5月に策定したサステナビリティ経営基本方針と、21年度から推進している中期経営計画の基本戦略に基づき、人的資本の強化施策として「多様なプロフェッショナル人材が活躍する働きがいのある職場づくり」に取り組んでいる。その一環として、社員の「働きがい」の現状把握を目的としたエンゲージメント・サーベイによる定量的な職場風土分析と、分析結果に基づく継続的な改善に取り組んできた。今回、この取り組みの一部として、社内Podcast番組の制作・配信について事例を公開した。
社内Podcast番組「ミロクノホンネの向こう側」は、「従業員の声と向き合う場を作る」「新しいチャレンジで風土を変えていく」という二つの目的のもと、経営層と社員との双方向のコミュニケーションの場の一つとして、22年7月から毎月1回、月末に配信している。
同番組では、従業員から会社・経営者に対する意見・要望を募集し、MJS社長の是枝氏をはじめとした関連部門が回答を行う。風通しの良い社内風土を実現するには、会社に関わるすべての人々が立場や年齢、性別を超え互いの本音をしっかり聞き対話することが大切と考え、番組進行役にはMJSとは関係のない第三者であるラジオパーソナリティの、やまだひさし氏を起用した。ラジオ番組のようなやまだ氏と是枝氏のトーク形式で進行し、支社への出張収録や関連部門の社員や役員がゲスト出演することもある。
番組に寄せられた意見・要望をきっかけに、実際に社内規定の変更・具体化・改善を行った事例としては、「第一子が生まれた際に男性育休を取得したが、制度上育休は『休業』扱い。個人業績評価はなくその分の賞与はなし。こんなことなら育休取らなきゃよかった」という意見を受けて、休業取得者の評価適用基準の見直しを実施。従来、人事考課・業績考課の評価対象期間に休職などにより連続して通常勤務していない期間がある場合、評価対象外であったが、評価対象期間の一定期間通常勤務がある人は評価対象に変更した。
また、「『小学3年生の壁』を知っているだろうか?小学3年生以降、放課後の子どもの預かり先がなく、仕事との両立ができずに仕事を辞めざるを得ない」という意見を受けて、育児短時間勤務の対象期間の延長を実施。育児短時間勤務の対象となる社員の養育する子の学年を、小学校第3学年修了前までから、小学校第6学年修了前まで延長した(法令の努力義務は小学校就学前まで)。
なお、通常はMJS従業員限定で配信しているが、番組の雰囲気がわかるよう「ミロクノホンネの向こう側」特別版を一般公開している。
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