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大塚商会の23年通期は売上高9000億円を突破 各利益も過去最高で「非常にいいかたち」

2024/02/08 16:00

週刊BCN 2024年02月12日vol.2002掲載

 大塚商会が2月1日に発表した2023年12月期通期(23年1月1日~12月31日)の連結決算は、売上高が前期比13.5%増の9773億7000万円となり、初めて9000億円を突破した。各利益も過去最高を更新し、大塚裕司社長は「非常にいいかたち」と評価した。24年は国内の景気改善に加え、IT投資が堅調に推移するとみており、通期で売上高1兆円超えを狙う。
(齋藤秀平)
 
大塚裕司 社長

 営業利益は15%増の629億5900万円、経常利益は13.9%増の645億1700万円、純利益は18.6%増の474億4800万円だった。同日の説明会で、大塚社長は「非常にいいかたちで終了できた。連結としては、『Windows 7』関係の特需があった19年以来、4年ぶりに売上高と各利益が過去最高となった」と総括した。一方、営業利益率は6.4%となり、中・長期経営方針で掲げる7%以上に届かなかった。これについては「影踏みの影を追いかけている感じ」と達成の難しさを表現し、「一歩ずつ7%を視野に入れながら、安定的に出せるように努力していきたい」と述べた。

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大塚商会=https://www.otsuka-shokai.co.jp