理経は1月17日、米Meta Platforms（Meta）が展開するVRヘッドセット「Meta Quest」シリーズの国内法人向け認定販売店として承認され、「Meta for Work」に関する認定バッジを取得した。最新機種「Meta Quest3」などの法人向け提供を開始する。


　Metaは、先進的なVRヘッドセットを開発・製品化することで世界のVR市場をリードしてきた。近年では、製造、設計、教育、トレーニングやシミュレーションの分野でも活用されている。

　一方で理経は、Epic Gamesが開発したゲームエンジン「Unreal Engine」を主としたVR開発技術をエンタープライズ分野で培ってきており、多くのMeta製品でのコンテンツ開発を手掛けてきた。今回、理経はMetaのVRヘッドセットを法人向けに認定代理店として提供可能となった。今後は、Meta製品の法人向け展開に注力していく。

　最新機種のMeta Quest 3は、ディスプレイ解像度が2064×2208ピクセル（片目あたり）で、Meta Quest 2と比較して30％向上。また、グラフィックパフォーマンスも2倍以上向上している。フルカラーでのパススルーに対応し、パススルーのピクセル数は10倍。さらに、40％スリムな光学プロフィールによって、より薄く軽くなった。

　今後は、Metaとのさらなる連携により、法人で活用できるMRの提案を、ハードウェアからソフトウェアまで一気通貫で提供していく。