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ラネクシーの「MylogStar Cloud」、3000クライアントまで一元管理が可能に

2023/11/24 15:17

 ラネクシーは、同社が開発したPC操作ログ管理のサブスクリプションサービス「MylogStar Cloud」の大規模対応版の提供を11月22日に開始した。大規模対応版では、3000クライアントまでを一元管理できるようになった。


 MylogStar Cloudは、PC操作ログ管理サービスとして、内部統制で企業に求められる監査証跡の管理を実現するため、情報漏えい予防と問題発生時の原因究明を容易にする機能を提供。PC操作ログ管理の仕組みをオンプレミス環境でユーザーが導入する場合、専用の管理用サーバーを企業内に用意する必要があり、事前の取得ログ項目の設定などにも時間を要する傾向があった。しかし、MylogStar Cloudでは、企業内での管理用サーバーの準備やログの取得設定などは不要で、「簡単」に導入・利用できるように設計しているため、担当者のシステム構築の負荷や工数を削減して運用することができる。

 今回、MylogStar Cloudで一元管理可能なクライアントの数を「300」から「3000」まで大幅に拡張して提供する。

 MylogStar Cloudは、販売当初から中小企業(SMB)向けとして、企業固有の取得ログ項目の設定を必要とせず、できる限り簡単に導入したい顧客ニーズに合わせて、クライアント管理の運用上限を300としていた。しかし、昨今は複数拠点や複数端末を保有している企業でも同様のニーズとして、サーバーレスの簡単導入で高精度な操作ログの一元管理を運用したいというケースが増加していたことを受け、運用上限を拡張した。

 また、政府はクラウド・バイ・デフォルトを今後の方向性としており、教育環境ICT整備の方向性もそれに追随している。MylogStar Cloudは「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」で定められた改ざんや消失などが起こらないよう適切に保全されたログの取得に最適な運用として利用することができる。

 これにより各企業と官公庁・自治体は、重要性が高い情報資産での利用も含めクラウドサービスでの活用が可能となり、費用対効果の高いセキュリティ対策を実現できる。
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外部リンク

ラネクシー=https://www.runexy.co.jp/

「MylogStar Cloud」=https://www.mylogstar.net/