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ウィズセキュアが23年のサイバー攻撃最新動向を解説、検出困難なランサムウェアが増加
2023/11/16 16:00
週刊BCN 2023年11月20日vol.1993掲載
同社の分析では、「Conti」「Lockbit」といった既存ランサムウェアのコードが22年に流出し、それをリサイクルした新型が23年に増加している。島田秋雄・サイバーセキュリティ技術本部長は、新型ランサムウェアの特徴について「ランサムウェア自体を暗号化しているので、EPP(エンドポイント保護製品)でスキャンしても見つけられない。EDRがアラートを上げることしかできず、攻撃側に圧倒的に有利になっている」と指摘。攻撃側にとっては暗号化の速度が重要で、素早くデータを暗号化できるようにするのがトレンドになっているとした。新型は登場しても短命で終わるケースが多いが、危険性は既存のものと変わらず、フィッシングメールなどで広がっているという。
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