オービックビジネスコンサルタント（OBC）は、将来の日本を支える企業を応援する「OBCスタートアップ支援プロジェクト」を発足した。


　この取り組みは、OBCが新規創業のスタートアップ企業やベンチャー企業、IPO準備企業に向けた支援プロジェクトで、顧客の企業成長に貢献することを目的としたもの。特に、企業成長に不可欠となる人材やネットワークなどに関して長期的な支援を行っていく。

　OBCでは、勘定奉行はじめとする基幹業務システムの奉行シリーズを通じて、中堅・中小企業に累計69万社に導入し、企業の経理・人事労務・販売管理などのバックオフィス業務の生産性向上を支援してきた。そのなかで、基幹業務システムだけでなく企業成長に関する相談を受けることもあり、IPO準備企業など年間約100社に対し、企業成長支援サービスを提供している。

　また、日本政府は2022年をスタートアップ創出元年と位置付け、革新的なビジネスを生み出すスタートアップ企業を支援するため、今後5年間で投資額を10兆円規模に拡大することを目指す育成計画案をまとめ、23年から本格的に活動を開始している。

　こうした環境を踏まえ、これまで提供してきた企業成長支援サービスを体系化し、また企業成長をサポートするメンバーを組織化し、より多くのスタートアップ企業、ベンチャー企業、IPO準備企業の企業成長に貢献することを目的として、OBCスタートアップ支援プロジェクトを発足した。

　具体的な支援サービスの内容としては、「メンタリング支援」「ビジネスマッチング支援」「奉行協業ビジネス支援」「勉強会、セミナーの提供」「奉行導入サポート」「海外進出支援」などを実施する。