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TOKIUM、契約書の管理代行サービスを開発へ 大規模言語モデル使い改善提案を行う

2023/08/31 16:00

週刊BCN 2023年09月04日vol.1983掲載

 請求書や領収書の受取・入力代行サービスを手掛けるTOKIUMは、大規模言語モデルのAIを駆使して契約書や稟議書の管理代行サービスを、向こう3年以内をめどに開発する。請求書に関連する契約書や契約に至るまでの経緯を示す稟議書をAIで分析することで、請求書に記載されている金額が契約書の内容と合致しているかを自動的に突き合わせるほか、取引の内容に対して支払いが割高になっていないかを比較するサービスを想定している。
 
西平基志 取締役CTO

 足元のサービスは請求書や領収書の入力代行サービス「TOKIUMインボイス」「TOKIUM経費精算」が中心で、帳票の中身までは踏み込めていない。しかし、「より総合的な支払管理代行サービスへと拡充していくには、支払いの中身の理解することが欠かせない」(西平基志・取締役CTO)として、契約書や稟議書の管理代行ができるシステム開発に取り組む。

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