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米Coupa Software日本法人、企業支出の一元管理が重要 購買調達などテーマに勉強会
2023/07/27 09:00
週刊BCN 2023年07月24日vol.1978掲載
クラウド型BSM(Business Spend Management、ビジネス支出管理)プラットフォームを提供する米Coupa Software(クーパ)の日本法人は7月4日、購買調達やサプライチェーンのDXをテーマにした勉強会を開いた。小関貴志社長は「ビジネスにおける支出を一元的に管理し、支出投資の価値をどう最大化するか」が重要と述べ、一つのプラットフォームで購買業務を管理できるクーパの利点を訴えた。
クーパは調達購買、サプライチェーン、財務のプロセスを統合し、企業による支出を可視化・統制・改善するSaaS型プラットフォームを展開。125カ国以上で3000社を超える企業が導入している。
勉強会ではクーパによる調査結果を基に、企業の支出面における課題を解説。特に間接費管理は、調達する製品や取引先が多様である点や、関連する部門が多いことなどから、最適化の余地が大きいとした。購買調達業務においては、デジタル化があまり広がっていない点を指摘する一方、自社開発システムやERP内の機能によってシステム化を図っている企業でも、業務負荷を感じているケースは少なくないとした。
このほか、小関社長はビジネスパフォーマンスと、環境配慮をはじめとした社会的価値の追求を両立させる「サステナブル経営」の実現に関しても、支出管理の果たせる役割は大きいと強調。これまでは利益の最大化と社会的価値の追求は「トレードオフ」の関係にあったとしながらも、企業にとってその両立は「これからの成長戦略」であると述べた。
その上で、支出の可視化・管理によって、調達先がCO2排出や環境負荷に配慮しているか、不正な支出がないかなどを確認でき、より適切な支出のあり方を具体化できることに触れ、自社ソリューションがサステナブル経営の実現においても有効であることを示した。
(藤岡 堯)
クラウド型BSM(Business Spend Management、ビジネス支出管理)プラットフォームを提供する米Coupa Software(クーパ)の日本法人は7月4日、購買調達やサプライチェーンのDXをテーマにした勉強会を開いた。小関貴志社長は「ビジネスにおける支出を一元的に管理し、支出投資の価値をどう最大化するか」が重要と述べ、一つのプラットフォームで購買業務を管理できるクーパの利点を訴えた。
クーパは調達購買、サプライチェーン、財務のプロセスを統合し、企業による支出を可視化・統制・改善するSaaS型プラットフォームを展開。125カ国以上で3000社を超える企業が導入している。
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