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NECが日本語に強い独自LLMを開発、3年で生成AI 関連売上高を500億円以上に

2023/07/13 16:00

週刊BCN 2023年07月17日vol.1977掲載

 NECは7月6日、高い日本語理解能力を持つ独自の大規模言語モデル(LLM)を開発したと発表した。これに伴い、LLMのライセンス、ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングなどを提供する「NEC Generative AI Service」を今月から開始することも明らかにした。今後3年間で、生成AI関連事業の売上高500億円以上を目指す。

 独自のLLMは自社のスーパーコンピューターで開発、パラメーター数は130億と軽量ながら、高い性能を実現しているという。軽量化により、GPU1枚搭載のサーバーでも動作が可能で、コストや消費電力の抑制、LLMを組み込んだアプリケーションのレスポンスの高速化が図れるとした。日本語、英語、プログラミング言語に対応する。特に日本語では、ベンチマークテストの「JGLUE」において、知識量と文章読解力の双方で高いスコアを記録している。

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外部リンク

NEC=http://jpn.nec.com/