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日本IBM、製造業が2年連続で最も被害 セキュリティ専門チームが脅威動向を解説

2023/05/25 09:00

週刊BCN 2023年05月22日vol.1969掲載

 日本IBMは4月25日、記者説明会を開き、セキュリティ専門チームがまとめた2023年の脅威動向レポートについて解説した。ランサムウェアの攻撃が依然として多いほか、製造業が2年連続で最も被害を被っている現状から、攻撃を受けた際に早期に復旧できる対応策を事前に講じる重要性を強調した。

 レポートは、同社の専門チーム「IBM X-Force」が、22年にグローバルで発生したサイバー脅威の対応事例や攻撃の形態などを分析した。攻撃の内訳は、金銭の要求など脅迫を伴うものが27%と最も多く、このうちランサムウェアが17%と依然として高い割合を占めた。データの暗号化に加え、盗み出したデータを公表するとして金銭を要求するといった二重の脅迫が増えているという。

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外部リンク

日本IBM=https://www.ibm.com/jp-ja