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フォーティネットジャパン、セキスペとパートナーをマッチング OTセキュリティビジネスの強化で新たな取り組み

2023/05/11 16:00

週刊BCN 2023年05月15日vol.1968掲載

 フォーティネットジャパンは、情報セキュリティのスペシャリストを認定する国家資格である情報処理安全確保支援士(セキスペ)とパートナーをマッチングする取り組みを通じてOT(Operational Technology)セキュリティビジネスの強化を図る。OTセキュリティのトレーニングを受けたセキスペが中小の製造業のOT環境を診断し、結果を基にパートナーがソリューション提供などを行う仕組み。今月下旬から、正式なサービスとして提供を開始する予定だ。
(岩田晃久)
 
佐々木弘志 部長

 サプライチェーン攻撃により国内でもOT環境が狙われるケースが増加しているが、中小の製造業では、セキュリティ対策が十分にできていないケースが多い。同社の佐々木弘志・OTビジネス開発部部長は「セキュリティのプロであるセキスペに中小の製造業が気軽に相談できる場を作ることで、OTセキュリティへの取り組みが進むと考えている」と話す。中小の製造業の場合、大半がパートナー経由で製品導入やシステム構築を行うため、セキスペとユーザーではなく、パートナーをマッチングさせることで利用しやすくしたという。「OTセキュリティの提案に難しさを感じているパートナーも多いため、セキスペと組むことはメリットが大きいはずだ」(佐々木部長)とした。

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フォーティネットジャパン=https://www.fortinet.com/jp