LegalOn Technologiesは4月25日、同社の米国子会社が、OpenAIの最新GPT技術を活用した契約書の修正文案表示機能「AI Revise」を搭載するAI契約レビュー支援ソフトウェア「LegalOn Review」を米国で正式にリリースしたと発表した。

　LegalOn Reviewは、同社の弁護士による法的ガイダンスと最新テクノロジーのAI Reviseを組み合わせた米国向けAI契約レビュー支援ソフトウェア。AI Reviseは、企業法務や弁護士が高度な契約書の修正を数秒で行うことができる今までにない機能。OpenAIの最新GPT技術を活用し、契約書の修正文案を表示する。AI Revise機能は、5月から提供を開始する予定。

　このほか、効率化と品質向上を両立する契約書の自動レビュー機能、エディタ機能、契約書や条文の検索機能、比較機能などを搭載している。自動レビュー機能では、秘密保持契約、基本取引契約など現在4類型の自動レビューに対応。契約類型や立場に合わせた契約リスクを数秒で表示する。対応例やサンプル文も表示する。また、エディタ機能では、ブラウザー上で契約書の編集・修正を行うことできる。

　LegalOn Technologies米国子会社は2022年に設立され、日本のLegalOn Technologiesがもつ知見や経験を生かし、今年1月に米国でLegalOn Reviewのβ版を提供。すでに複数の企業に利用され、高い評価を得ているという。