アルプス システム インテグレーション（ALSI）は、クラウド型次世代ウェブフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」と連携するウェブアクセスログ分析ツール「InterSafe LogNavigator」の無償提供を3月31日に開始する。


　GIGAスクール構想で増加した1人1台端末の持ち帰り学習や、テレワークの普及により、さまざまな環境や端末からのインターネット利用が増加し、危険なサイトや不適切なサイトへのアクセスを制御するウェブフィルタリングサービスの導入が進んでいる。

　こうした状況のなか、教育機関では「児童・生徒の不適切行動を検知し、安心安全なインターネット環境整備につなげたい」といった要望、自治体や企業では「情報漏えいリスクのある従業員の危険行動や内部不正を検知し、強固なセキュリティ環境を構築したい」との声が高まっており、ウェブアクセスログを効率的に可視化・分析するツールが求められていた。

　InterSafe LogNavigatorは、InterSafe GatewayConnectionと連携するログ分析ツールで、ウェブアクセスログの取り込み・集計・レポート作成を自動化する。ドリルダウンレポートでは、ユーザー別・カテゴリー別・時間帯別など多様な切り口でアクセスログを可視化し、フィルタリング設定の見直しにも役立つ。

　また、危険なサイトや不適切なサイトへのアクセスを即座に検知して管理者へ自動通知する機能を備えており、通知条件はウェブサイトのカテゴリーやアクセス回数などから事前に設定できる。これら一連のプロセスに管理者による特別な操作は不要で、エクセルなどを利用していたログ分析業務の負担を大幅に軽減する。