大塚商会は、「Surface」をDaaS（デバイス・アズ・ア・サービス）として提供する新サービス「たよれーるSurfaceサブスクリプションサービス」の提供を4月1日に開始する。


　これまで大塚商会では、SurfaceをはじめとしたPC・タブレット端末を複数年契約のレンタルサービスとして提供してきた。今回新たにリリースするサブスクリプションサービスは、1カ月単位での契約で提供するもの。最低利用期間1カ月から一律の月額料金制で、解約に伴う違約金や契約期間の縛りが発生しないSurfaceのDaaSとなっている。

　必要な時に、必要な分だけ利用できるハードのサブスクリプションとして、導入企業はSurfaceを資産としてもつことなく導入できる。利用例としては、期間限定イベントを開催する際、必要数分のSurfaceを短期間で調達可能。また、短期的な増員などの際、契約期間に合わせて業務用端末を支給することができる。アプリケーションを検証する際には、検証期間を気にせず利用できる。

　導入企業は、初回の申し込み契約後は、専用ポータルサイト「お客様マイページ」でSurfaceの台数増減や解約手続きを完結させることが可能。契約は、1台から契約期間に縛られず台数増減ができる。同サービスで提供するSurfaceは複数のモデルを用意し、数量を自由に組み合わせて契約することが可能。また、Surface本体のレンタルだけではなく、同社コンタクトセンターでのOSの操作問い合わせや、エンジニアの訪問による復旧支援・交換対応など、大塚商会ならではの保守サービスを標準で提供する。

　価格例は、「Surface Pro 8（i5 8GB 128GB Wi-Fi）キーボード付」が月額8980円、「Surface Laptop Go 2（i5 8GB 128GB Wi-Fi）」が月額6480円。同社では、年間1800台の提供を目標としている。