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ラックがイスラエルSygniaと協業、「サイバー救急センター」の体制強化

2023/02/16 09:00

週刊BCN 2023年02月13日vol.1957掲載

 ラックは2月6日、イスラエルのSygnia Consulting(シグニアコンサルティング)と、セキュリティインシデントの原因究明調査や復旧といったインシデントレスポンス分野で業務提携すると発表した。ラックが運営する「サイバー救急センター」の体制強化を図り、増加するインシデントへの対応を迅速化する考えだ。

 今回の協業では、Sygniaが独自開発したクラウドを含む多様な環境に適応可能なインシデント対応支援ツール「VEROCITY XDR」をサイバー救急センターに導入し、インシデントへの対応スピードの向上を図る。事故対応で得られた情報を両社で分析し、オペレーション技術の最適化に取り組む。Sygniaの各拠点と連携強化し、国内企業の海外拠点やサプライチェーン企業のインシデントにも対応できるようにする。将来的には、共同で新たなセキュリティソリューションの開発を目指す。Sygniaは国内市場での認知拡大を狙う。

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