ピー・シー・エー（PCA）は、中堅・中小企業の社内業務や企業間取引のデジタル化を推進する「PCA Hub（ピーシーエーハブ）シリーズ」の新サービスとして「PCA Hub 給与明細」「PCA Hub 取引明細」を3月1日に発売する。


　新サービスは、これまで給与計算ソフトや販売管理ソフトから紙で印刷・出力し、社員や取引先へ配付・発送などをしていた給与明細書や請求書などの各種帳票を電子配信するサービス。各種PCAソフトとのデータ連携も可能になっており、これまで手作業で行っていたバックオフィス業務のデジタル化を実現し、業務担当者の生産性向上にも寄与する。

　PCA Hub 給与明細は、給与明細書や賞与明細書など、給与計算業務で従業員に配付している紙の帳票を電子配信するサービス。また、PCA Hub 取引明細は、取引先に発行している紙の請求書を電子配信することが可能なサービスで、10月から開始されるインボイス制度にも対応。適格請求書の電子配信をはじめ、請求業務をデジタル化することによる業務効率向上にも有効となる。

　価格は、PCA Hub 給与明細が年額6600円から（プラン10）、PCA Hub 取引明細が月額8800円から、年額10万5600円から（プラン100）。同社では、リリース開始後1年で2000社の導入を目指す。