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大塚商会、DX統合パッケージにdotDataのAI機能を標準実装
2023/02/07 16:22
これにより、DX統合パッケージを利用する中堅・中小企業は、データサイエンスなどの技術知識、スキルやデータ・分析基盤に対する大きな投資がなくても、日々の業務のなかでAIによる判断や支援を受け、業務の効率化・高度化を実現することができる。6月に予定している第一弾として、販売管理の各種データを活用した商品別の需要予測機能を提供する。
両社は2022年4月に中堅・中小企業のDXとAIを加速するというビジョンを共有し、戦略的アライアンスを発表した。今回のDX統合パッケージへのdotData組み込みは、このビジョンを実現する第一歩となる。
大塚商会のDX統合パッケージは、販売・会計・人事給与・ワークフロー・ドキュメント管理など、中堅・中小企業のバックオフィスのDXを実現するプラットフォーム。今回の連携では、このプラットフォームの利用を通じて蓄積されている業務データに対してdotDataを自動的に連携し、AI機能をDX統合パッケージのGUI上で提供する。利用者はデータの準備や加工、機械学習モデルの構築などの作業を意識することなく、「商品需要予測」「販売数予測」「人員適正配置」などの高度な分析を利用して、速やかに効果的な業務戦略施策につなげることができるようになる。また、dotDataを利用したAI機能は、大塚商会が管理するクラウド環境上で展開するため、導入企業はデータ・分析基盤を自社で準備することなく利用することができる。
両社は引き続き、DX統合パッケージ内でさまざまなデータ分析の結果を活用できるユースケースを追加していく。「AIを意識することなく、データ分析の専門知識がなくても、AIが導き出してくれるインサイトを業務にシームレスに利用できるサービス」を実装し、中堅・中小企業のバックオフィス全体のDX加速とAIの民主化を支援するとしている。
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