CData Software Japan（CData）の「CData Connect Cloud」のコネクタが、マイクロソフトのMicrosoft Power BIに認定済みコネクタとして追加された。


　CData Connect Cloud向けのPower BIのコネクタは、2022年12月のPower BIのアップデートからデフォルト機能として利用可能となっている。マイクロソフトによる同コネクタのリリースにより、データコネクティビティサービスのCData Connect Cloudで接続できる100種類を超える外部クラウドサービスにPower BIサービスからリアルタイムでデータ接続が可能となる。Power BIに好みのSaaS/DBのデータをAPIコーディング不要で取り込むことができ、さらに常時Power BIサービスからリアルタイムでデータ更新を行うことができる。

　Power BIは、セルフサービスのレポーティング・ビジュアライゼーションプラットフォームで、企業ユーザーのビジネスインテリジェンスを実現している。ビルトインのデータクエリとデータモデリングにより、Power BIダッシュボードは迅速により良いビジネス決定をサポートする。一方で、Power BIユーザーの多くが直面する問題として、外部データ接続の更新の際にはPower BI Desktopから手動でのリフレッシュか、オンプレミスGatewayと呼ばれるデータローダをサーバーでタイマー起動させる手間があった。Power BIサービスでのレポート参照ユーザーが最新のデータを見ることができないこと、個々の担当者による手動作業への依存、またはGateway用サーバーのホスティングの費用は、企業レベルで安定したデータ活用に少なからず影響を与えていた。

　今回、Power BIがCData Connect Cloud向けコネクタを提供することで、CData Connect Cloud経由で100種類以上のSaaS/DBにPower BIサービスからリアルタイム接続（常時Power BIサービス側からの更新が可能な接続）が可能となった。