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MJS、法人税申告書システムがグループ通算制度に対応した新機能
2022/12/21 17:13
グループ通算制度は、完全支配関係にある企業グループ内の各法人を納税単位として、各法人が個別に法人税額の計算・申告を行い、その中で損益通算などの調整を行う制度。令和2年度税制改正で、これまでの連結納税制度について簡素化などの見直しが行われ、2022年4月1日以後に開始する事業年度から適用されている。
今回、MJSでは会計事務所と企業向けに提供している法人税申告書システムをグループ通算制度に対応させ、オプション機能として、同制度に対応した申告書の作成、電子申告、管理帳票出力に対応した新機能を提供する。
これにより、親会社と子会社をひも付けしてグループ管理し、従来の単体納税の場合と同様に個社の法人税申告書を入力後、全体計算を行うだけで簡単にグループ通算制度の計算が適用された法人税申告書の作成が可能となる。各種申請・届出から申告書の作成、電子申告まで企業の税務業務を一貫して処理できるため、複雑な通算処理にかかる手間の削減、申告書の作成、申告業務の効率化を支援する。
利用対象の製品は、会計事務所向け税務システム「ACELINK NX-Pro 法人税申告書」、中小・小規模企業向け税務システム「ACELINK NX-CE 法人税申告書」、中堅・中小企業向け税務システム「MJS 税務 DX 法人税申告書」となる。
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