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鈴与シンワートとGMOメイクショップとハートコアがEC領域で協業、ワンストップソリューションを提供
2022/10/13 14:27
昨今、事業継承の選択肢や規模拡大・事業多角化の手段として企業合併が活発化しており、中小企業庁の中小企業白書によると、2020年のM&A件数は3730件と高水準になっている。EC事業を展開する企業でも合併によりEC事業規模拡大を目指すケースが見られるが、これまでは別々に管理していたECサイトの基盤統合が必要となり、複雑な要件定義が課題とされている。
また、D2C(Direct to Consumer)モデルが広がりを見せる中、マルチブランドを展開し、それに合わせてECサイトも複数開設するメーカーが増えているため、複数サイトの運営・管理が煩雑化しているといった課題も生まれている。こうした課題を解決し、EC事業者の規模拡大と効率的な運用を支援するため3社で協業することとした。
協業により、サイト構築や業務システムの要件定義、業務フローの最適化などの上流工程の支援から、EC運用に不可欠な物流や倉庫のサービスまで提供する鈴与シンワートは、ECのワンストップソリューションとしてGMOメイクショップが運営するECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」と、ハートコアが提供するオールインワンパッケージ型CMS「HeartCore」と連携し、9月からD2Cやマルチサイトなど複雑なサイトコンテンツの一元管理を可能にするサービスの提供を開始した。
GMOクラウドECの中でもECサイトのフロントエンドとバックエンドを切り離した最新鋭のアーキテクチャー「ヘッドレスコマース」を採用した「クラウドECプラン」は、バックエンドに依存しない形でフロントエンドのUI/UXを自由にカスタマイズできマルチサイト型のEC構築に適している。
そのフロントエンドを構築するCMSとしてHeartCoreを利用することで、複数サイトの全データを同一セキュリティレベルで一元管理が可能となり、また、デジタルマーケティング機能によるユーザーごとに最適なコンテンツの提供や、コーポレートサイトやSNSなどを含む複数メディアの情報を横断的に利活用することができる。
企業合併によりサイトの基盤統合が必要になるケースや、マルチブランド展開で事業規模の拡大を図るケースでは、複数のサイトごとに設定していた固有の要件が反映されない、担当者ごとにデータアクセスの権限を分ける必要があるなど、さまざまな課題により思うように統合が進まないという状況が発生する。
こうした課題の洗い出しや業務整理の段階から鈴与シンワートが加わることで、スムーズな基盤統合・サイト構築を支援する。新規でECサイトを開設する際や、既存のシステムから乗り換える際にも、要望にあわせて最適なプラン・見積もりを提案し、案件ごとに必要なトータルサポートの体制を組み立てていく。
また、複数サイトの運営・一元管理に最適なGMOクラウドECとHeartCoreによるサイト構築を、両サービスの開発パートナーとしてCMSとECサイト構築に豊富な経験がある鈴与シンワートが推進する。
単純に製品を組み合わせるだけでなく、コンサルティングやアドバイザリーを行うことで、より最適化されたシステムの構築が実現でき、また、要件定義や業務フロー整備といった川上から、物流など運用面に至る川下まで対応するワンストップソリューションとして伴走型でサポートし、ECの運営経験がない事業者でも安心して任せることができる。
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外部リンク
鈴与シンワート=https://www.shinwart.co.jp/