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SAPジャパンから「S/4HANA Cloud」の最新版、製造業向けの機能を拡充

2022/10/06 16:00

週刊BCN 2022年10月10日vol.1941掲載

 SAPジャパンは10月4日、中堅企業向けのクラウドERP製品「SAP S/4HANA Cloud」について、パブリッククラウド型の最新版の提供を始めた。製造業向けの機能を拡充したことなどが主な特徴。今後、パブリッククラウド型を新規顧客に対して第一の選択肢として提案する方針で、パートナーエコシステムの強化や拡大を図る。
(齋藤秀平)

 最新版では、製造業向けの機能拡充として、設計や配送計画、需要主導型生産計画、納期回答、予測型MRP(資材所要量計画)、コンフィグレーション、プロジェクト管理、品質管理などの領域の機能を拡張。販売業務や製造業務といった業種や顧客固有の要件がある領域にも対応できるようになった。

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