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日本IBM AI本格活用にはデータ管理が課題 「世界のAI導入状況2022年」の日本語版を発表
2022/08/04 09:00
週刊BCN 2022年08月01日vol.1933掲載
調査はIT関連の意思決定への知識、影響力を持つ7502人の経営層を対象に2022年3~4月に実施され、今回で3回目。7月12日に開いた記者会見で、同社は調査内容を報告するとともに、データ管理に関する課題へのアプローチを説明した。
AIを適用するためのデータ管理のあり方として、同社は組織全体でデータを物理的または仮想的に統合するデータ基盤アプローチとなる「データファブリック」を提唱する。その実現に向けて取り組むべき四つの技術要素として、「マルチクラウドデータ統合」「ガバナンスとプライバシーの確保」「顧客を中心としたデータ分析を実施する『カスタマー360』」「AIの予測モデルのライフサイクルを管理する『MLOps』環境の実装」を挙げた。
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