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十六電算デジタルサービスが「Nutanix Cloud Platform」を採用、ネットワールドが提供
2022/07/28 16:11
十六電算デジタルサービスの従来の仮想化基盤は、長年使い続けるうちにリソースが逼迫して新しい仮想サーバーを追加できなくなっていた。また、3Tier構成のため各ハードウェアを個別に監視・管理する必要があり、運用管理が煩雑であるなどの課題を抱えており、信頼性・可用性にも不安があった。
新しい仮想化基盤は、柔軟なスケーラビリティと高い信頼性・可用性をシンプルな構成で実現できることを要件としてHCIが選択され、既存環境からのシステム移行を支援するツール、運用管理を効率化する専用ツールなどを備えている点からNutanixのHCIが選定された。
NutanixのHCIによる新しい仮想化基盤は、旧環境で抱えていたリソース不足や信頼性・可用性の課題を解消したことに加えて、ハイパーバイザーをライセンスフリーの「Nutanix AHV」に変更したことなどにより、構築費用は従来システムの更新時と比較して約半分程度で、ラックスペースは約30%削減。日常的な運用管理、ファームウェアやソフトウェアのアップデート作業などもNutanix HCIが提供するツールにより効率的に行えるようになった。
初期設定やラッキングなどの作業については、ネットワールドの支援を活用して、作業開始からわずか2カ月弱というスピード構築を実現。ネットワーク設定の課題などについてもネットワールドのアドバイスが高く評価された。
十六電算デジタルサービスは、地域のDXに貢献することを使命としており、今回の自社実践で培った経験を顧客企業へのソリューションにも役立てていく考えで、今後の顧客の課題解決についても、ネットワールドとのパートナーシップに期待を寄せている。
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