ニュース
さくらインターネット IoT開発に向けたPaaSを正式投入 システム構築の機能と開発環境を一貫提供
2022/03/31 16:00
週刊BCN 2022年04月04日vol.1917掲載
同社は、IoT関連サービスとして、通信モジュール、通信環境、データの保存や連携処理に必要なシステムをまとめた「sakura.io」、通信部分を切り出したIoT/M2M向けSIMサービス「さくらのセキュアモバイルコネクト」を提供してきた。前者は専用モジュールを活用しているため、スケーラビティに難があり、後者は通信以外の部分でのシステム開発の負担が大きくなっていた。モノプラットフォームはこの二つの課題をカバーする存在となる。
プラットフォームは、IoTデバイスと、データなどの送り先となるクラウドアプリケーションの間に入る。デバイスからバイナリ形式でデータをプラットフォームに送るだけで、アプリに応じた形式に変換・転送してくれるなどの特徴がある。デバイス管理では登録や認証、監視などの機能を、ブラウザー上のコントロールパネルと、管理の自動化が可能なAPIを通じて提供する。
設計情報では、デバイスSDK、ハードウェアの開発キット、アプリ制作を支援するクラウドSDKを用意し、開発作業の負担を軽減する。通信は現状ではセキュアモバイルコネクトの利用を前提としているが、将来的にはそれ以外の通信回線にも対応する方針だ。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料) ログイン会員特典
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。 - 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
- 1
関連記事
【2022年 新春インタビュー】 さくらインターネット ガバメントクラウドの一翼を担う存在に