ニュース

米アマゾンウェブサービス メインフレームのAWS移行支援サービス

2021/12/02 16:00

週刊BCN 2021年12月06日vol.1902掲載

 米アマゾンウェブサービス(AWS)は米国時間の11月30日、年次イベント「re:Invent 2021」の中で、メインフレームで稼働するワークロードのクラウド移行を支援するサービス「AWS Mainframe Modernization」を発表した。レガシーな業務アプリケーションを、AWS上で動作可能な形態に変換・移行するためのツールとサービスを提供する。当面は米東海岸リージョンで展開する。

 COBOLやPL/1といった言語で書かれたアプリケーションをモダナイズし、AWSの上で継続的なインテグレーションとデリバリー(CI/CD)が行えるようにするサービス。提供される具体的なコンポーネントとしては、アプリケーションと依存関係の分析ツール、統合開発環境、マネージドされた実行環境などが含まれる。

 移行の手法としては、メインフレームと互換性のあるランタイム環境への「リプラットフォーム」と、COBOLなどのプログラムをJavaに自動変換する「リファクタリング」が用意されている。AWSでは、このサービスを利用することで、メインフレームのクラウド移行に必要な時間を3分の2に短縮できるとしている。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

AWSとBlue Prismがグローバルで戦略的関係、インテリジェントオートメーション提供に変革へ

AWSジャパン Amazon Connect国内導入から3年 多機能、自由度の高さで堅調に推移

AWS WAFの効率的な運用管理、クラウドブリックの「Cloudbric WMS for AWS」

外部リンク

Amazon Web Services=https://aws.amazon.com/jp/