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老朽化したIT資産を最新技術に対応へ、NTT Comの新サービス「IaaS Powered by VMware」
2021/11/26 15:00
IaaS Powered by VMwareは、ECL 1.0よりも高性能なクラウド環境の提供に加え、課金体系についても月額上限金額を設定しており、コストメリットも高いクラウドサービス。オンプレミス環境やECL 1.0からの移行を容易に実現する機能も提供しており、最新でセキュアなクラウド環境を手軽に利用することができる。
具体的には、オンプレミスや他のクラウドサービス上に構築された複雑なシステム環境やデータを、簡単な操作で移行先に複製する高度なレプリケーション機能を提供する。複数のサーバーにまたがって構成される複雑なシステムについてもOS情報などを含めて複製し、GUIベースの直感的な操作で実行できるため、対象が基幹システムなどであっても、高度な知識を必要とせずに容易な移行が可能。また、VMware vSphere環境の仮想サーバーが1台から利用可能なため段階的なクラウド移行にも対応できる。
利用料には月額上限金額を設定。データ転送量や利用時間にともなう従量課金ではないため、コスト管理が容易でありクラウドへの計画的な投資が可能となる。
さらに、「Smart Data Platform」で提供されるサービスとの連携が可能。例えば、新サービスで蓄積したデータをインターコネクトサービス「Flexible InterConnect」により閉域のネットワークを介して利活用することで、安全なデータ利活用が実現できる。
今後は、現在の東日本リージョンに加えて、西日本リージョンでの提供を22年度に開始予定。また、CO2削減効果の可視化を実現する機能拡充などを行っていく予定。
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