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大塚商会、中堅・中小企業向けのAIソフト「dotData Lite」を販売
2021/11/02 15:00
DXの波を受け企業の急速なデジタル化の推進に伴い、AI活用への期待値は年々増加傾向にある。その反面、AI活用は容易ではなく、多くの企業で高度なスキルを必要とするデータサイエンティストの育成が困難で、外部の専門家に分析を依頼する場合は相当な費用が必要となる。また、業務内容によっては小規模に分析を始めたいニーズもある。
そこで、3社はdotDataを活用して大塚商会が顧客の各種経営指標を分析する「大塚商会dotData AI分析サービス」を共同開発し、6月に大塚商会から販売を開始した。今回、データ活用のプロセスを内製化したいといった顧客からの要望を受け、中堅・中小企業や、分析対象が小規模の部署単位で自らデータ分析を行えるよう、ユーザー体験は同等のまま価格・構成をおさえたdotData Liteを新たに開発・販売する。
dotDataは、機械学習自動化のリーダーであるdotDataが開発した、AIを活用して予測分析プロセス全体を自動化。日本国内ではNECがdotDataから同ソフトウェアの独占販売権を取得し、18年の提供開始以来、企業内に蓄積されるビッグデータを活用した課題解決を加速してきた。
今回のdotData Liteは、従来から販売している「dotData Enterprise」が最小5ノード構成からであるのに対し、保有するデータ量が少ない企業向けに1ノード構成となっているため、低コストで利用できる。誰でも高度なデータ分析が可能になるdotData Liteを活用することで、顧客のデータドリブンな経営につながる。
税別価格は月額35万円から。大塚商会では、22年末までに100セット(大塚商会dotData AI分析サービスを含む)の販売を目標としている。
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