ニュース
読売ジャイアンツ戦で「声を出さない応援」を測定・分析、OKIが東京ドームで実証実験
2021/10/29 11:00
実証実験では、観客席に設置したマイクアレイを用いて打球音や場内音楽、アナウンス音などを抑制し、歓声音のみを抽出してそのレベルを分析。東京ドームの観客席にマイクアレイを3台設置し、試合中の会場全体の音を収録した。
ビームフォーミング技術を用いてマイクアレイの指向性を制御することで、会場全体の音から目的音である歓声とそれ以外の音を分離し、目的外の音(打球音、場内のスピーカーから流れる音楽、アナウンス音など)を約15dB抑制。歓声音のレベルを測定することに成功した。試合中に歓声が起こったタイミングから、そのレベルの推移が定量的に評価できることを確認した。
- 1
関連記事
沖電気工業 AIエッジの協業パートナー100社超へ ユーザーも巻き込んだ独自エコシステムを形成
複合機・プリンタ市場の激震(後編)プリンタの新しい可能性を追求 ニューノーマル時代の新需要を掘り起こす
新春特集 大手ITベンダー各社に聞く、2021年法人向けIT市場展望