ニュース
1.2Tbpsの防御性能を備えたDDoS対策専用アプライアンスを日本市場で、A10が提供
2021/10/13 12:00
A10はサービス事業者に対して、高性能なDDoS防御を備えたDDoS対策専用アプライアンスを機械学習とソフトウェアでのDDoS緩和を組み合わせたゼロデイ自動保護(ZAP:Zero-day Automated Protection)機能とともに展開している。今回、サービス事業者を対象としたハイエンドモデルを拡充するため、最大規模のDDoS攻撃を軽減し、脅威規模に合わせて効率的にスケールアウトができる最高性能のモデルをリリースする。
また、新モデルは次世代のWebアプリケーションに不可欠となるQUICプロトコルのDDoS防御に対応している。QUICは、次期HTTP/3に使用され、今年5月に標準化された通信プロトコル。従来のTCPとTLSの組み合わせと比べて安全で高速なインターネット接続を実現し、クラウド移行が進むビジネスや個人向けのアプリケーションへの採用が進んでいる。QUICプロトコルのDDoS防御は、新モデルを含む全ての現行のA10 Thunder TPSシリーズ用ソフトウェアで実装されている。
- 1
関連記事
ニューノーマルにおけるクラウドサービス利用時の課題、A10が調査
FXCのKEMP製ロードバランサー関連事業 今年度3~4割の売上増を目指す コスト抑制と拡張性の高さを強みに
クラウドシフトが生み出すCDNの商機 成長領域は「セキュリティ」と「エッジ」