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TEDがNTTデータ中国と販売取引契約、オンライン資格確認端末を提供
2021/08/23 15:30
オンライン資格確認端末は、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号などによってオンラインで資格情報の確認が可能な端末として厚生労働省と社会保険診療報酬支払基金の推奨仕様を満たしている。医療機関や調剤薬局などで、受付時の本人確認や医療保険の資格確認が可能。オンライン資格確認端末の導入で、保険証情報の入力作業の低減や医療機関の受付業務、健康保険証の資格失効確認の効率化、医療費請求業務の工数削減を実現する。
Windows10 IoT Enterprise2019 LTSCを搭載し、オンライン資格認証の端末の要件を満たすだけでなく、オンライン資格認証端末を導入・運用するために必要なマイナンバーカード処理ソフト、オンライン資格確認等連携ソフト、本人認証用カードリーダソフトを装備している。
オンライン資格確認端末は、NTTデータ中国の「@OnDemand 接続サービス(支払基金・国保中央会接続)」を利用した「オンライン資格確認端末 おまかせパック」として提供する。
@OnDemand 接続サービスは、厚生労働省のガイドラインに準拠したセキュアな接続サービスを医療機関・薬局の既存のインターネット回線を活用して提供するもの。オンデマンドアダプター(VPN装置)を設置することで、施設内の電子カルテ・レセプトコンピューターをセキュアにオンライン資格確認端末と接続しながら運用が可能となる。
オンライン資格確認端末は、端末のセットアップ手順が複雑で、マニュアルなども多種多様にわたり、医療機関の現地でセットアップするには時間がかかる。
おまかせパックでは、「端末+カードリーダ+セットアップ資材」をキッティングセンターで「セットアップ」を実施することで、負荷を軽減するサービス。医療機関・調剤機関のユーザーが、キッティングセンターに顔認証付きカードリーダを送付すると医療機関の仕様にあわせて設定、端末のセットアップを行う。医療機関・調剤薬局での複雑な設定作業は不要で、短時間で端末の設置、オンライン資格確認の準備を行うことができる。
導入後のオンライン資格確認端末のサポートは、「おまかせパック サポートサービス」に含まれNTTデータ中国で提供する。故障発生時に、24時間365日受付のヘルプデスクが専用機器の故障受付を行い、故障の場合の修理交換に対応する。全国の営業拠点を活用し日本全国の医療機関・調剤薬局へサポートを行う。
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