ニュース

ハンモック、特許技術を活用したクラウド型データ入力サービスを提供

2021/05/11 16:54

 ハンモックは、企業や官公庁における帳票/書類入力業務をサポートするクラウド型データ入力サービス「WOZE(ウォーゼ)」を7月から提供すると発表した。特許技術とクラウドワーカーを活用することで、従来のOCRに比べ高精度なデータ化を実現するという。

 WOZEは、AI型のOCRエンジンと、従来の非AI型のOCRエンジンの2つを使用した特許技術「WOCR」を活用する。対象となる画像を2つのエンジンにより二重チェックすることで、誤読を減らし、データ化する。同社が6万3500項目の画像(活字)を対象としたテストを行った結果、精度は99.97%だったという。実際のデータでも、85%は高精度にデータ化するとしている。

 WORCで要確認と判断されたデータは、クラウドワーカーが目視で確認して入力する。その際、日付、注文番号、金額など項目ごとに画像を分離させ、複数のクラウドワーカーに提供するため、セキュリティも担保されるとしている。
 
 従来型のシングルOCRでは、一定数の誤読文字が発生し、結果、目視チェックが必要となっていた。WOZEでは、ユーザーが画像をアップロードするだけで正確なデータが取得できるため、業務効率化が期待できるという。

 価格は1枚40円(月間5000枚契約の場合)で、最短30分でデータ化する。
  • 1

関連記事

自律型OCRに対応、ハンモックの取引先帳票対応OCRソフト「AnyForm OCR Ver.6」

三井情報とアライズ、勘定科目明細AI-OCR入力システムを山梨中銀に導入

イントラマート、PFUのネットワークスキャナと旅費精算業務アプリを連携

外部リンク

ハンモック=https://www.hammock.jp/

WOZE=https://www.hammock.jp/defact/woze/landing/202105.html?20210510=pr