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東芝グループ、SAPジャパンと戦略パートナーシップ
2021/03/26 18:01
東芝は2019年11月、ERPとして「SAP S/4HANA」を採用した。今回のパートナーシップにより、さらにクラウドベースのアナリティクスソリューション「SAP Analytics Cloud」、調達・購買ツール「SAP Ariba」などを東芝グループに導入していくことで、グループ全体のデジタル変革に取り組んでいくという。
東芝グループは、19年度から5カ年の計画で始まった中期経営計画「東芝Nextプラン」において、「サイバー・フィジカル・システム(CPS)」企業を目指すことを経営戦略の中核としている。その中で、「プロセス改革・システム刷新」を主要改革の1つに位置付け、SAP S/4HANAをはじめとするSAPソリューションの採用を決めた。現在、グループ内の既存システムの80%以上を刷新するとともに、全システムの90%以上のクラウド化に取り組んでいる。
また、TDSLとSAPジャパンは東芝グループでのプロセス改革・システム刷新におけるシステムの構築や運用保守の知見を生かし、SAPソリューションの外販ビジネスで協業していくとしている。
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外部リンク
東芝=https://www.global.toshiba/jp/
東芝デジタルソリューションズ=https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution.html