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ゼンリン、地図の変化情報も提供できる「ZENRIN Maps API」
2020/12/16 18:17

ZENRIN Maps APIは、道路地図から住宅地図までの地図情報と、それに付随する豊富な属性情報を一気通貫で提供するAPI。ゼンリンはこのAPIを通して、企業が保有する様々な情報の利用価値をさらに高めるソリューションの実現を目指す。
ZENRIN Maps APIには、過去から現在までの建物属性情報・施設情報・各種統計データなどを地図基盤に搭載している。様々なコンテンツ表示や検索機能、過去情報などを活用し、地域の変遷を捉えることで、対象エリアの状況把握に活用できる。
また、ゼンリンの保有する「過去住所」「地番情報」「建物名称」などのコンテンツを活用し、顧客が保有する住所情報を正しい住所に変換することで、最新で精度の高い位置情報(住所・座標)を提供する。
現実世界の建物やテナントなどに独自ID(ZID)を付与し、時系列で管理する。これにより建物の生成や消滅といった変化する情報を、時間軸で把握することが可能となる。ZIDの新規/削除は、現物の地物の生成/消滅に合わせて更新する。なお、同社の調査/整備仕様に基づいた更新であり、現実世界の変化状況を保証するものではない。
ゼンリンでは、今後さらなる機能開発を進め、順次リリースを行っていく予定。
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外部リンク
ゼンリン=https://www.zenrin.co.jp/
「ZENRIN Maps API」=https://www.zenrin.co.jp/product/category/iot/api/index.html