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BOSS-CON JAPAN、「PHP8技術者認定上級試験」を21年秋に実施
2020/12/11 15:14
全世界のウェブサーバーの79.1%に普及しているPHPは、世界で一番利用されているウェブ技術の一つ。この最新版PHP8が11月26日にリリースされた。PHP8は、JITコンパイラの搭載による、高速な実行が期待されている。
近年、ウェブサーバー上のコンテンツのファイルサイズが大きくなる傾向があり、ウェブサーバーへの負荷が高まっている。一方で、表示速度はGoogleのSEOにも強く影響するため、より高速な実行が求められている。そこで、PHP技術者認定機構はPHP8の技術を取得するプログラマーの育成を推進するべく、PHP8技術者認定上級試験を立ち上げることにした。
PHP8技術者認定上級試験は、設問数60問、試験時間1時間で、出題形式は選択式(複数または単一選択)。7割正解で上級認定、5割から7割未満の正解で準上級認定となる。受験料金は税別1万5000円。学生と教職員は50%オフでの受験が可能。21年秋から通年開催を予定している。
なお、ベータ試験を、コワーキングスペース茅場町 Co-Edo(東京都)で、21年2月7日16時30分から実施する。受験料金は税別5000円。合格者は全員第一号認定となる。
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